トラの街でリュウに会う

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 今日は、北風と太陽が同居するちょっと微妙な天気の中、葛飾柴又に出かけました。「男はつらいよ」の寅さんの街です。帝釈天への参道の両側にはいろいろな店が軒を連ね、観光客たちを誘惑します。近くには「寅さん記念館」や「矢切の渡し」もあって、観光バスが各地から大勢の人たちを連れてきます。
 私たちの帝釈天参りは、もちろんかっぱ連れです。今日のお供はてんです。詳しいレポートはかっぱかふぇに近々掲載させていただきます。
 
 ここでは、トラさんの街にある帝釈天で出会ったリュウの話をします。帝釈天の中に「彫刻の間」なるものがあって、400円払うと、見事な木彫を見られる特別回廊に入ることができます。法華経の教えのいろいろな場面が、息を呑むような精緻な彫刻で再現されています。その中に、建物を支えるように四辺に龍の彫刻がありました。かっぱのてんは、ちょっとびびりながらも記念撮影をしておりました。
 写真ではわかりにくいのですが、竜のツメは3本です。1月にでかけた台湾・故宮博物館で見たかけじくに描かれていた龍は5本ツメでした。龍というのは十二支にも入っている伝説上の生き物ですが、龍神ということばが示すように、中国でも日本でも神様のような性格を与えられています。

 あ、ツメの話でした。もともと中国で生まれた龍は、皇帝だけが使いこなせる乗り物だったそうで、5本のツメを持っていました。それが日本に伝わったときに3本になりました。これはいわゆる「中華思想」というもので、中国の漢民族が世界で一番上位にあり、それ以外の国々はそれより一段も二段も低い位置にあるという思想です。だから、日本の龍にはツメが3本しかなのだそうです。ちなみに韓国の龍はツメは4本だそうです。
 ツメの数が違うのはどうしてだろう、と、ふと沸いた疑問を調べたら、ちょっと微妙なそんな解答が得られました。
 今日出会った龍は、すべての善人にわけへだてなくその優しい力を示してくださる存在で、ツメが3本だろうと5本だろうと関係ないのじゃ、と言っているようでした。
「自分がいちばん上だって思ってる人は、龍に助けてもらえないじゃないの?だってもう一番上なんだから、それ以上は上がれないんだから。」
 てんは、今日それを学んだようです。


2007/02/26(月) | かっぱ | トラックバック(0) | コメント(2)

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カッパーマン

『』

わかば色の体にやさしい色のお洋服、ぷくぷくしたてんちゃんと、
重厚な龍のコントラストが効いてますね。
そして、てんちゃん、哲学的!?なことを学んだのですね~。
私も両親と柴又に行ったことがあるのですが、
実は寅さんシリーズを見たことがなくて・・・。
見てから行けば良かったです。


2007/02/26(月) 12:26:26 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『』

v-273カッパーマン様
ありがとうございます。
てんは、実はそうとうびびっております。このあと龍と対面するカットを撮ったのですが、しがみついてきました(笑)。ぬいぐるみのひょうや奈良のシカにびびるカッパーマンちゃんを思いだしました。
私たちも、じつはほとんど寅さんシリーズを見たことがなくて、「ああ、あった、あった」みたいなことにはならなかったのですが、観光地としては純粋に楽しめますよね。

2007/02/26(月) 12:42:13 | URL | [ 編集]

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