バリで見てきました。②

バリ島の宗教は、土着信仰とインド仏教やヒンドゥー教が結びついてるバリ・ヒンドゥーといわれる独特のものです。

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町のそこかしこに神様の像が立ち、石造の土台には白黒の市松模様、または更に赤が加わった布を巻き、だいたい傘もさしています。ヒンドゥーの主たる神は、三人。誕生の神ブラフマー、生かしてくれる神ヴィシュヌ、死と再生の神シヴァというわけかたで、三人とも同等の力を有しているそうです。ガイドさんの説明によると、白黒は「善悪」、「善悪等のバランスがとれている」という意味ですが、黒が悪で白が善といった単純な分け方ではなく、善と悪は分けがたく、表裏一体であり、一方が強いというのはバランスとしてよくないということのようです。また神様が三人ということで、赤もこれに加えられていることが多いといいます。

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神の島と言われるバリ島ですから、寺院は小さな町でもそこかしこにみられます。訪れたバリ最大のヒンドゥー寺院・ベサキ寺院となると、数えきれないほどの石像が並んでいて、壮観です。あまりに多いので、遠目には建築上の装飾かと思いました。

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町や村の辻、家の門にも神様の像が立っていますが、私たちには、それが誰なのか、何を表しているのかまではわかりません。大半は、日本で言うと道祖神的なものという印象がありますが、どうなのでしょう。人々の生活と宗教の結び付きは強く、朝夕、寺院をはじめ、お店や家の前にはチャナンとよばれるお花のお供えが置かれます。地面に置かれたものは、悪神に対してのお供えでもあり、不浄な地面を清め、悪いものが家の中に入ってこないようにするためなのだそうです。バリの女性は、子どもの時からチャナン作りを習うのだそうです。毎日、庭の花でチャナンを作るのも女性の仕事だとのことでした。

2012/07/08(日) | | トラックバック(0) | コメント(6)

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がっぱあや

『No title』

やはり神様の石像が居並ぶ姿はどこの国であれ・・・圧巻ですね
日本にてお地蔵様がずらずらりと並ぶ光景にも似ているような~
そして白黒の市松模様+赤・・・これはまさにケチャ踊りの腰巻!
堅苦しい文様で仰々しく飾られているよりも身近に感じられ
まさに生活に密着している神々・・・なのでしょうね
そして大事な仕事であるチャナン作り
これを毎日となると、さぞや草花の量も大入りなことでしょう
その為にも人々は日頃からお庭の手入れをキチンとして
日々の神々へのお供え物作りに備えるのでしょうか
きっと・・・その作業にかかっているひと時は神と
一心同体になっていることでしょう・・・ね

2012/07/09(月) 21:46:18 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『がっぱあやさま』

良くしたもので、家庭の庭にはお花がたーくさん咲いているようです。手を伸ばせばきっと、バナナもあるんでしょう。
スパでは、あこがれのフラワー・バスに、ザッバザバと惜しげもなく花を入れていました。あ-、そのへんにいくらでもさいてるのねーと思うと、もったいないとか、無駄にしているとかという罪悪感も薄らぎます。
チャナン作りは、最低限必要な女性の心得なのでしょうね。いろいろな場所にいろいろな神がいるので、それぞれにお供えするのですから、手際よくサッサと作れないと×。男はというと、バリ島では、365日どこかで何かしらお祭りをやっているとのことですから、その準備もあるでしょう。トラックの荷台にチェックの布をまいたマスラオ達が何人も乗り込んで祭りに出かけるのを見かけました。いやー、面白い島です。

2012/07/09(月) 22:08:07 | URL | [ 編集]

カッパーマン

『』

善が悪を倒して、めでたしめでたし!という展開に慣れているので、
善と悪は分けがたく表裏一体、バランスが大事という考え方、独特で興味深いです。
「チャナン」、こんなキレイなお供え物が、
なんと、地面にも置いてあるんですか!
足元をよく見ていないと、踏んでしまいそうですが、
大切なお供えだから、踏んでは大変ですね。
石像に布が巻いてある姿に、地蔵のよだれかけを思い出しました。

2012/07/11(水) 20:13:25 | URL | [ 編集]

hashsh

『No title』

ランダは、高階良子さんの漫画「死を踊るランダ」で初めて知りました。
善悪の神や創造と破壊と再生の神がそれぞれみな同じ力を持ってバランスを取っているというのが、一神教とは異なる考え方で面白いですね。
お供えを地面に置くというのも興味深いです。

2012/07/11(水) 21:31:39 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『カッパーマンさま』

かっぱママは勧善懲悪野時代劇ファン。悪がのさばる話は苦手なのですが、実際の世の中は、何をもって善、何をもって悪とするかは難しいところですよね。
足元に散らばるチャナン、うっかり踏みそうになり気を付けて歩いていましたが、一回お供えしたらあとは捨てるのだから分でも大丈夫らしいです。どうせまた夕方、お供えするし。・・・とはいえ、やっぱりきれいだから、踏むようなことできませんよね。観光客でも参加できる。チャナンを作る体験コースもあるそうです。

2012/07/11(水) 22:12:44 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『hashshさま』

ほー、そんなマンガがあったんですね。ノーチェックでした。どんな話なんだろう?
高階良子の漫画は顔がちょっとねじれているのが気になりますが、割と好きでした。ずっと前のものですが、「遥かなるレムリアより」というんマンガがあり、そちらは読みました。(今もどこかにあるはず。)これも黒い女神ガアリイというのが出てきて、たぶんシヴァの奥さんの一人と同一視されているのですが、バリ島に行って丁度思い出していたところなので、hashshさんのコメントに高階良子の名前を見てびっくりしました!
多神教というのは面白いですね。そういえばわれらが日本の八百万の神も、いろいろ、かつどろどろ、騒動を起こしていましたよね・・・。

2012/07/11(水) 22:26:07 | URL | [ 編集]

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