最悪の邂逅-ムール貝の悪夢

ふわふわのフランス、モン・サンミッシェルの名物のオムレツで有名なお店といえば、名前くらいすぐわかってしまいますが、悪口になってしまうので、あえて書きません。

みなとみらいにも、このお店ができた話をすると、かっぱ♂が少々気になる様子でしたので、行ってみました。

201404ni1

新しいビルの中にあり、景色もよく、きれいな店内です。気持ちよく席に着き、オリジナルのカクテルをたのみ、メインに名物のオムレツを選択できる小コースを注文。

前菜は、二人とも、魚のスープを選択しました。これがかなり塩からく感じ、塩を濃くしないと魚の生臭さが出てしまうから・・・とか、私たちは多分普通の人よりも薄い味付けが好きだから・・・などいろいろ理由をつけながら我慢して食べておりましたが、ついに冷めるのを覚悟で、店員さんがいない時に水で薄めてしまいました。

201404ni3

さて、これがかっぱ♂の選んだ名物のオムレツです。コースの中の一品なので、思っていたほど巨大ではありませんでした。
201404ni4

表面はこんがり。でも、ナイフを入れると、溶けだすように卵が出てきます。うあ、これはたまらん。おいしそう!
201404ni8

オムレツの味は薄いので、最初は優しくいい感じ、食べすすむとちょっと物足りない気もします。ココット料理をソース代わりに合わせると飽きずに最後まで食べられるという具合です。かっぱ♂の選択は、アスパラとじゃがいものジェノベーゼのココット。あまりパンチの利かない味ですが、かっぱ♂は薄味好みなので丁度良かったかも。
201404ni7

かっぱ♀は卵料理があまり好きではないのと、モン・サンミッシェルで知り合いが名物のオムレツを食べて、大きすぎるのと味が単調なので「飽きた~!」と言っていたのを思い出し、オムレツをたのみませんでした。でも一口ならおいしくいただけそうなので、少し分けてもらい、ラタトゥユのココットを合わせて食べました。オムレツのソースにするには、ラタトゥユもちょっと薄味でした。

201404ni6

さて、ここまでは味の好みの問題、特に大したことではなかったのですが、名物をさけ、ムール貝のワイン蒸をチョイスしたことが、予想だにしない最悪な結果を生みました。

目の前に置かれたときから、なんだか異様な臭いでした。スパイスかな?スープも塩辛いし、おいしくない。

201404ni10

ムール貝自体がやっぱり臭いのでは?すかすかというほど、貝がらにへばりついた身が繊維のように痩せていて、口あたりも味も芳しくない。ココットと同じような大きさに見えますが、この鍋はもっと大きく、貝もたくさん入っていますが、あまりまずいので半分以上残してしまいました。
201404ni10i

デザートは、タルト・タタン。リンゴをたっぷり使っています。カラメルの苦みが足りない気はしますが、コースの中では、普通に食べられるものでした。
201404ni11

あまりにも不味いムール貝だったので、帰りにお店のレジの方に質問しました。何か特殊なレシピやスパイスなのかと聞くと、香草にはディルを使っているとのこと。でもディルはあんな匂いはしません。貝はフランスから取り寄せているようで、ないときは日本のものを使っているという話ですが、これは取り寄せたフランスの貝が古くなっていたのではないかと思います。いいフランスものが入らない時だけ日本のものを使うといっていましたが、日本ではこんなものは出荷しないでしょう。

普段は、ブログの中で、レストランで出される食べ物について「不味い」とは書かないようにしています。所詮、味音痴の私個人の味覚の問題ですから・・・。でもこれは、味覚の違いで片付く問題ではないと思いました。今まで食べた中でこんなヘンテコなムール貝はありませんでした。この悪夢が、偶然、運悪く、料理人の体調が悪かったとか、とんでもないできそこないに当たったのだとか思いたいので、敗者復活戦として、きちんとした味のものを食べさせてほしいです。もっとも、当分は、あの店でムール貝をたのむ気にはならなさそうですが・・・。

2014/04/12(土) | 外食日記 | トラックバック(0) | コメント(8)

«  |  HOME  |  »

hashsh

『No title』

去年、我が家も東京の方のお店に行ったことがあるのですが、確かにオムレツは味が薄かったので、ココットをソースにして食べました。
ムール貝は災難でしたね。この日はたまたまそんなだったと思いたいものです。

2014/04/13(日) 09:31:40 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『hashshさま』

お店の雰囲気もよく、オムレツも予想よりおいしかったのですが、ムール貝は最悪でした!こんなにひどいという話は聞いたこともないので、不味かったのはこの日だけだと思いたいです。同じ日にこれを食べた方もいるのではないかと思いますが、どうだったのかしら・・・・。作るときにも、鮮度はチェックしてほしいですね。

2014/04/13(日) 10:16:34 | URL | [ 編集]

がっぱあや

『No title』

前菜のスープは味が濃く、メインのオムレツは味が薄め・・・
う~ん、なかなかちょうど良くはいかないものですね
『いい塩梅』というものは、日本人独特の
感じ方だったりするのでしょうか
そして残念すぎるムール貝料理
私はもともと貝が苦手なのでチャレンジしたことは無いのですが
やはり貝というと新鮮さが勝負の分かれ目になると思うし
状態が悪いもののときは、メニューをストップする潔さを
持っていただきたいものです
そしていつも思うのです
ん?と思った料理に出会ったとき
これを作った人はちゃんと味見をしているのだろうかと
家庭でもそうですが、人に料理を提供するときの
基本の基本だと思うのに~e-274

2014/04/15(火) 06:53:22 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『がっぱあやさま』

何か耳がイタイ。かっぱ♀の料理にないもの3つ、下ごしらえ、料理名、味見・・・。でもプロは味見してほしいですね。貝の味が変だって言ってあげたほうがお店のためだったかも、と思っています。
中華街で炒飯が美味しいという店があるのですが、塩辛くてだめでした。作る人がちょっと加減を間違っちゃったのかなと思ってはいるのですが、なかなか再訪とはなりません。初回は大事ですよね。

2014/04/15(火) 22:13:14 | URL | [ 編集]

女将

『あいやー(/д)』

おっ!クチビルオムレツのお店だー(かっぱちゃん談)
残念かつ災難でしたね。
テレビで紹介していたのでGWに行こうかどうしようかと考えていました。
とすると、ランチでココット付でオムレツだけり方が無難なのかもしれませんね。
正直な情報、ありがたいです。
そして日本人が好む「塩梅」が出来ない店はどんなに有名でもいずれ…だと思えてなりません。
いっそ他の料理は止めてクチビルオムレツ専門店にしたほうがいいのかもしれませんが。
や、今回は塩梅だけの問題じゃないんですけどね。

2014/04/16(水) 12:28:01 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『女将さま』

横浜の店がダメだったのでしょうか。隣のテーブルの人は、前菜にサラダをたのんでいました。それはおいしそうでしたよ。ココットもまずいとは言っていませんでしたし・・・。
ブログなんかでも悪い評判は書かれていないし、私のムール貝がたまたま古かったのでしょうかね。運ばれてきたときからすごい臭いでした。ああ、運が悪かった!

2014/04/16(水) 23:11:56 | URL | [ 編集]

須藤京一。

『第一印象って大事ですよね。』

ついにブログ記事が周年遅れとなり、
更新意欲が俄然落ちている京一。でごんす。
ご無沙汰しております。(^^;ゞ

期待していた料理に裏切られるほど、
後味の悪い(料理だけに。笑)物はないですよね。

読んでいるこちらまで悔しくなって、
ちょっと調べてみたのですが、
グルメサイトではどれも手放しで褒めちぎっていますね。

当たり障りのない『裸の王様』的な記事は嫌いでも、
『悪口』的な記述は何かブログの品格を落とすようで、
『マイナスな感想』クラスで我慢する。

でもそれじゃあやっぱりお金を払って不愉快ってのも、
消化不良(料理だけに←しつこい。笑)でしょうからと、
ちょっと調べてみました。

1)ムール貝は水質浄化にかなり効果的な貝らしく、
汚い海水に入れておくと汚れを吸い取って浄水してくれるそうです。
→と言うことは、その分貝が汚れている。
→下処理を丁寧にしないと臭い。
過去にドブ臭さで敬遠していた人が、丁寧に下処理をしたら、
信じられないほど美味くなったと言う記事もありました。
→仕入れ先が変わって貝の品質が違うのに、
いつもと同じ下処理で済ませたとか?
2)ムール貝のワイン蒸しに使われるリンゴ酒の1つ、
シードルは『ドブの様な悪臭』『馬小屋みたいな臭い』がするものがある、
と言う記述もありました。

テレビなどで有名になると奢る店も出てきます。
以前、そんな店に出向き、
暖房もない待合に一時間近く待たされ、
席についてもまだ待たされ、
ようやく出てきたメインは普通と言うか家庭レベル。
天麩羅は家庭レベル以下のベタベタ衣。
だれもが美味いと絶賛しているグルメサイトの信頼性が
一気に落ちた瞬間でした。

過去にあった船場某での産地偽装騒ぎ。
佐賀県産の和牛→但馬牛、ブロイラー→地鶏。
高い金を払って美味しい美味しいと言っていた人たちも、
多分店の名前で味わっていたのでしょうね。

・・・なんかこっちが腹立ってきました。苦笑。
2~3年すれば仕入れや担当が変わると思います。
その時に気持ちがあればリベンジ、と言うことで。

でも、味は食べてみないと分からないだろうけど、
臭いって料理人の命だと思うんですけどね。
→花粉症だったとか?┐(´д`)┌ ヤレヤレ
  

2014/04/20(日) 02:22:11 | URL | [ 編集]

夫婦ともかっぱ

『後味悪し』

須藤京一さま
どーも。お久しぶりです。楽しみは少なく、仕事は不毛、何をやるのも面倒くさい今日この頃です。会社では私用でググってばかりのくせに帰宅後パソコンに向かう気力もないかっぱ♀です。私は怠け者なので仕方ないとして、須藤さんは、きちんと1年遅れでも半年遅れでも過去のものおよび、継続性をわりきって現況の更新もしてくださいねー。(人には要求が多く厳しい私i-232

調べていただいた中で馬小屋のにおいというのが近い!主人と二人で、あれは何の臭いだったろうと考えるに、香草?・・・・いや、植物でなく動物のにおい、犬の足の裏のにおい、家畜小屋のにおい、けものの臭いだということで落ち着きました。「ぐえ、そげんもん、喰いたくねぇだ!」
しかしシードルはリンゴ酒、そんな悪臭のものにぶち当たったことはいまだかつてありません。ムール貝とて、フランスのお安いお店で食べたときだってこんな匂いはしていませんでした。貝も痩せてたし、お店の人の説明も状況にあわなかったし、いろんな意味で後味は悪かったです。
せっかく外食したのですから、美味しいなーって感じたいですよね。特別高くはなかったですが、食べられないものが出てきたのでは、決して安くはないですよね。

2014/04/20(日) 17:11:20 | URL | [ 編集]

コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL
http://kapparismk.blog83.fc2.com/tb.php/682-2eddc2f9
 |  HOME  |